seattle english committee's blog

シアトルコンサルティング株式会社 英語力向上委員会のブログです。社内のグローバル化の一助として有志で活動しています。

中邑堂レコオド店 第二夜

少し前の話だが、スコットランドの独立をめぐる住民投票が、世界の注目を集めた。
世界情勢や経済に与える影響が議論されていたが、しかし僕の関心はもっぱら「ユニオンジャックがどうなるのか」であった。

英国旗(ユニオンフラッグ/ユニオンジャック)はイングランドスコットランドアイルランドの旗を組み合わせてデザインされており、スコットランドが抜けると、意義がなくなるのだ。
もしかしたら国旗が変更されるかもしれない。僕は昔からユニオンジャックの意匠が好きで、常々「ユニオンジャックは最強の国旗デザイン」と公言してきたので、これにはかなり危機感を覚えていた。

投票の結果、独立は回避され、僕の愛するユニオンジャックは守られた。
が。
国際情勢を気にするでもなく、悩みどころがこんな程度で良いものだろうかと、このエントリーを書きながら苦笑いしている。


さて今回は、スコットランド出身のバンド"Franz Ferdinand"(フランツ・フェルディナンド)を紹介しようと思う。

Franz Ferdinand - Right Action (Official Video) - YouTube

アートロックとも表現される彼らの音楽だが、映像に於いてもセンスが光る。
まだ世の中がフラットデザインの在り方について模索していた頃に、シレッと取り入れてしまう嗅覚に恐れ入る。
※こちらのヴィデオがアルバム発売に先駆けてFacebookで発表されたのが2013年07月07日。AppleのiOS7が発表されたのが2013年6月で、リリースは9月。
他の映像もアートなセンスやジョークが効いたものが多いので、このヴィデオが気に入った人は、ぜひ深掘りを。


ところでスコットランドの独立に関して、僕が国旗問題のほかに気になっていたのは、フランツが「英国バンド」から「スコットランドバンド」になるのか、ということであった。
どうも僕は、気になるところが細かい気がするが・・・
いやいや、案外これは、ブランディングの問題かもしれませんよ。